債務整理ばかりやっていていいんですか?・・という話
またまた話題の債務整理ネタです。
若手の司法書士さんの中には
登記業務はハナからそっちのけで債務整理に特化されておられる事務所も多いと聞きます。
まあ、事務所の台所事情や生活のこともありますからね。。。
でも
カエルのおじさんからしたら、
せっかくの才能が埋もれてしまうようで勿体無いなあという気がします。
債務整理も確かに司法書士の仕事だとは思いますが
もっと他に若いうちにやっておくべきことがあるんじゃないですか・・・という話。
・・・
こんなことを言ったら
債務整理相談の方には失礼かもしれませんが
あえて失礼なことを承知で
なおかつ若い司法書士さんの将来のためにも言わせてもらうなら、
世の中には、社会を動かすような立場にある人とそうじゃない人がいるということです。
司法書士の使命は、ワケ隔てなく相談解決に当たるべきなんでしょうが、
債務整理ばかりしていては、その狭い範囲の知識が増えるとしても
社会をリードしていくような人との人脈や登記・法務知識の拡大にはつながらないでしょう。
本心から弱者救済・多重債務被害者救済のために身を投じたいとお考えの先生は別ですけどね。
ただ単に儲かるからやっているというのでは。。。
・・・
そう!
今は、若い司法書士さんたちが、登記しか出来ない老司法書士さんを小バカにするような時代ですが、老司法書士さんにはそれなりの人脈があり、減ったとは言え、そうした人脈からの登記案件が安定的に入って来ていますからね。
ところが
今、債務整理相談に走っている若い司法書士さんの場合はこうも行かないのでは。
いつかは債務整理の仕事も頭打ちになり、それまで培ってきた債務整理中心の実務知識がもはや世の中のニーズに合わなくなる時が来ることでしょう。
時代は繰り返すものです。
債務整理は不特定多数の市民相手の仕事ですから、
何年やっても人脈は形成できないでしょうし、
仮に多重債務者の人脈が出来たとしてもそれがモノをいう場面はまずありません。
その時になって登記市場に転換参入しようとしても時遅しなのです。
ちょうど今と反対の立場、つまり次世代の若手司法書士さんは次世代のニーズを掴んだ活躍をしているはずなんですね。
そこに持って来て大した人脈も実績もなく債務整理しか知らないような司法書士ではそれこそ小バカにされてもしかたありません。
人脈というのはある程度の付き合い期間の長さが信用度のバロメーター。
昨日や今日始めたばかりのところに登記案件の仕事が回ってくることはまずありません。
債務整理がどんなにうまく行っていたとしても
登記市場に人脈がいない事実は今と変わらないだろうと思います。
・・・
自分のしていることが潰しが利く仕事かどうか。
今一度よーく考えてみる必要があります。
若手の中にも債務整理は封印してひとすら登記案件の仕事を探しているセンセイもいます。
こういう人こそ司法書士の王道を行っていると言えるのではないでしょうか。
不動産登記・商業登記・一般簡易訴訟・成年後見その他なんでも旺盛に自己研鑽を積んでおけば、どんな時代が来ても対応できます。
若くて頭の柔軟なうちにあえてこういう案件を多数手がけ実績と信頼を獲得することにエネルギーを費やすべきだと言うのがカエルのおじさんの警告です。
