【最近の不動産投資を取り巻く環境について】
カエルのおじさんは司法書士です。
昨年から不動産投資のことばかりに傾倒していたため本業への関心がやや疎かになってしまったかな。
いえ、事務処理を手抜きをしていたという意味じゃなく、事務所の舵取りという意味で・・ですよ。
そんな折
先月はついに3棟目の投資物件への融資案件が流れてしまいましたー。。
理由はもちろん銀行融資
収益率抜群の満室RC
昨年なら、文句無くフルローンが出た極上物件なのに、最後の頼みにしていた某BKからダメの返事が・・。
万事休すとはこのことです。
この物件でダメとは・・・。
もう他の銀行さんに融資付けを頼みに行く気力もなくなりましたよ。
というわけで
しばらく不動産新規投資はお休みすることにしました。
また株価が12000円くらいにでもなって銀行が貸出先を血眼になって探し始めるような時が来たら考えるとします。
・・・
【本業回帰してみたら・・】
で、
不動産をやらなくなったら急に退屈になって来たりして。。
終わったことを嘆いてばかりもいけません。
すぐ気を取り直して(カエルのおじさんは気持ちの切り替えが早いのです)
と言うか
久しぶりに本業回帰して、
同業者の司法書士さんのホームページなどを見てみたんですね。
そしたら
知らない間に
どこも債務整理に特化しているところは大繁盛しているじゃないですか。
いいなあ。。
うらやましいなあ。。
カエルのおじさんも債務整理に特化したくなって来たなあ。
・・・
でも、まあ、今のところウチもヒマとは言えメインの登記業務ですが、相変わらず銀行からの謄本取りは忙しいし、担保がらみの登記案件もポツポツ来ています。
最近ふと思うのですが、
このままジリ貧の銀行仕事を続けて行っていいものかどうか・・・なんですね。
平成バブルの頃に開業された中高年世代の司法書士さんなんかは皆さん同じような悩みを抱いているんじゃないですかねー。
カエルのおじさんの同期も頑張っているのか、いないのか、
あまり威勢の良いウワサも入って来ません。
先日も同期の先生が田舎に帰られました。
田舎じゃ余計厳しいだろうに。。
どうされるんでしょう。。
ま、他人のことはともかく
カエルのおじさん自身どうしようか考え中なんですよねー。
ホント悩みます。
・・・
半日掛けて、謄本一通図面一通法務局まで取りに行って、それを銀行に届けて、報酬が微々たる金額。。
時給に直したら何百円になるんでしょ。
バカらしいなあ。。。
アホらしいなあ。。。
我ながらいつまで銀行神話にしがみついているんだろうって思っちゃいます。
バブルはとっくにはじけたというのに
20年近くもこんな非効率な仕事をズルズル続けているんです。
もしかしたら
トキより貴重な存在かも。
正に天然記念物。
つくづくバカだなあ・・と思います。
・・・
ウチの場合、
狭い事務所のくせに、登記と債務整理を両方やっているから
狭い事務所が余計狭くなるんです。
手狭このうえない現状。。。
時期によっては仕方ない面もあったんですけどね。
でも
せめて仕事場くらいはもっと広い部屋に移りたいなあ。
一人当たり5坪のスペースは欲しいなあ。
今の事務所建物はカエルのおじさんの所有物件なので
思い切ってここを他人に貸してもっと広いヨソの事務所を借りるという手もあるのですが、なんで自社事務所があるのに他人の事務所を借りなきゃならないのと思うとなかなか決断できません。
そういうもんです。はい。
・・・
・・・
・・・
【司法書士法人について】
話は変わって
司法書士事務所の法人化は随分前に認められるようになりました。
が、
意外と、
平均的な司法書士さんはやられていません。
なんででしょうね。
・・・
考えてみれば
司法書士は資格業なのにただの箱物に過ぎない司法書士法人に法人格を認めるなんておかしな話です。
法人化するとどんなメリットがあるか。
ワンストップサービスが可能になると依頼者が助かる・・・なーんてバカも休み休みって話ですよね。
誰も司法書士事務所にそんなトータルサービスを期待していませんよ。
それよりは
法人化というのはたいていは裏にあるやましいメリットしかないんじゃないでしょうか。
つまりはこう。
万一、ボスが死んでも、無資格の番頭さんや家族らが誰か新人の資格者を雇って雇われ代表にでもすれば傀儡経営が可能になります。
法人のボスの資格は雇用主でないといけないなんて司法書士法のどこにも書いていません。
代表者というのは、雇われ社員でも影武者でも何でもあり・・・の世界なんです。
こんなこと真面目に資格勉強している受験生が聞いたらきっと怒るでしょうねー。
でもね、
それが現実社会だということも勉強しておいた方がいいですよ。
実務世界も何も知らないで
ただ勉強して資格を取ったヒトが一番驚くのはここなんですから。
現実に非資格者が経営している事務所なんてカエルのおじさんの周りでもいくらでもありますよ。
永年司法書士事務所を続けてきたのに
息子がダメ息子で資格が取れないという事務所なんかも結構あります。
こういう事務所は、たいがい良い顧客を掴んでいますので、あとは資格者だけを揃えればよいのです。
たいていは資格持ちの事務員さんか、資格取りたての若い新人司法書士かを、資格手当てというエサを使って募集すればホイホイ食いついて来るんものなんです。
資格を取ったというのに他人に雇われていたいと考えているヒトは結構いるものですよ。
カエルのおじさんからしたら理解不能ですが。。
でも
法人化しているとこういう名板貸しスレスレの事務所でも傍目にはまともな事務所のように見えますからねー。
個人事務所の場合はこんな芸当はできません。
少なくとも資格者本人の看板を出さないといけませんからねー。
資格だけ拝借すればそれこそ名板貸しになってしまいます。
でもこれにも抜け穴があって
たいていはワケの分からない『○○綜合事務所』を看板にすれば
影で資格者の名前で仕事をしても対外的には○○事務所で通ります。
昔はこういう事務所も多かったですよ。
・・・
なので
今は法人化さえしておけば
ボスが万一死んでも
事務員さんが適当に言いなりになる資格者を探して来て法人代表者ということに座らせればまず法人自体は存続可能になります。
でも
こんなのは司法書士法人と言ってもいいんでしょうか。。
日司連や単位会ではこういう面での実体調査はほとんどしていません。
調査権限はあるとは思うのですが、
よほど何か問題を引き起こさない限りは大丈夫のようです。
・・・
本当の法人化のもたらす弊害は、
このような実質経営者が非司法書士の者が経営する事務所というのは商売上手です。
モラルも何もありませんからね。
アメーバのようにどんどん全国各地に支店を作り始めたらどうなるかという問題です。
各支店には資格者が代表者として登録されていますから
形式的には問題は無いとしても
その事務所が巨大化して全国網羅的に各地に営業荒らしを掛け始めたら
まともに地道に商売をしている個人の司法書士事務所なんかはひとたまりもなく蹴散らかされるでしょうね。
そうなったら非司法書士である実質オーナーの独占市場になります。
・・・
カエルのおじさんはすべての事務所を調査したわけではありませんので
なんとも言えないのですがすでにそのような事務所はあるかも知れません。
大阪では某土地家屋調査士事務所が有名ですが、
そんなところにでも履歴書を出す新人資格者が後を絶たないというのも現実です。
いやはや。。。